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令和4年10月に青森県十和田市にある「十和田市現代美術館」に行ってきました。
建築家の西沢立衛さんによる設計でアートの街と一体的になった美術館です。
建築の特徴と実際に訪れた際の記録を23枚の写真と併せて紹介していきます。
掲載している写真はクリック(スマホはダブルタップ)すると拡大できます。コメント付きなので、記事の内容と併せてご覧ください。
※この記事の内容は2022年10月時点のものとなります
大小さまざまな箱とそれを繋ぐ透明の回廊
所在地 : 青森県十和田市西二番町10-9
主要用途 : 美術館
設計 : 西沢立衛建築設計事務所
開館時間 : 9:00~17:00
休館日 : 月曜日
※詳細は公式サイトをご覧ください
十和田市現代美術館は青森県十和田市の中心部に位置する美術館。
市の施策である「Arts Towada」というアートによる街づくりプロジェクトの一貫で、プロポーザルコンペを経て誕生しました。
建築の特徴としては、異なる大きさの展示室がガラスの回廊で繋がる構成で、1つの展示室に1つのアーティストの作品が展示されています。
建物の外部にも作品が展示され、十和田の街としてアートの街を創り出していました。
外部開かれた建築と一体的になったアート作品たち
十和田市現代美術館では、屋外にもアート作品が置かれていて、建築物と一体的になったアート作品も多くありました。
回廊から外部へ出ることができ、建物の内外を行ったり来たりしながらさまざまなアート作品を楽しむことができます。
外部にある作品が、街にあるアート作品のようで、アートの街ということをより感じることができました。
アートと一体的な展示空間たち
各展示室には、コミッションワークにより誕生したアート作品があります。
コミッションワークとは「依頼製作による作品」。
十和田市現代美術館では、建物の大きさや配置についてもアーティストからのリクエストを反映し、空間のコラボレーションが実現したそうです。
大通りに面してある「まちなか常設展示」
十和田市現代美術館は、大通りに面していますが、その通りに面していくつかの屋外展示やストリートファーニチャーが置かれています。
美術館内だけでなく、道がアートストリートとなっていて、通りを歩いているだけでとても楽しい街でした。
ファットハウスやかぼちゃの中にも入れます。
アクセスマップ
八戸駅からバスで40分~60分の場所に位置にしています。
美術館の内部だけでなく、屋外にも作品が置かれ、アートの街としての風景を楽しむことができる美術館です。
あまり行きやすいとは言えない場所ですが、青森県に訪れた際は少し足を延ばしてでも訪れるのがおすすめ。
気になる方はぜひ訪問してみてください。