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令和6年11月に愛知県の豊田市にある童子苑に行ってきました。
建築家の谷口吉生さんによる設計でいくつかの茶室を持った数寄屋造りによる建築です。
建築の特徴と実際に訪れた際の記録を11枚の写真と併せて紹介していきます。
掲載している写真はクリック(スマホはダブルタップ)すると拡大できます。コメント付きなので、記事の内容と併せてご覧ください。
※この記事の内容は2024年11月時点のものとなります
細い柱と水平に長いファサードが特徴的な「一歩堂」
所在地 : 愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1
主要用途 : 茶室
設計 : 谷口建築設計研究所
開館時間 : 11:00 ~ 16:00
休館日 : 月曜日
※詳細は公式サイトをご覧ください
敷地内には3つの建築物があり、その中の主要な建物が一歩堂。
豊田市美術館の敷地の一角にありますが、美術館とは対照的なデザインの数寄屋建築です。
美術館で使われている、バーモントグリーンのタイルが床に使われていたり、デザインリレーが行われているのも特徴です。
和室のエッセンスが垣間見られる立札席(りゅうれいせき)
一歩堂にある抹茶と主菓子をいただくことができる「立札席」
靴を脱いで畳の上にあがるのではなく、靴を履いたままテーブルとイスで利用する茶室。
谷口吉生さんの和室に用いられる特徴が、いくつも見られる空間です。
四季折々の表情を持つ苑内を散策できる
苑内には四季が感じられる庭園があり、散策することができます。
私が訪れたのは秋頃であったため、軒先から見える紅葉がとても綺麗でした。
敷地内には「豊祥苑」と呼ばれる数寄屋建築と東屋
敷地内には他にも建築物があり、「豊祥苑」と呼ばれる数寄屋造りの建築と東屋があります。
「豊祥苑」は2畳と3畳の茶室を持つ建築で、申請を行えば利用することもできるようです。
アクセスマップ
豊田市駅から徒歩15分の立地にある数寄屋建築。
豊田市美術館・博物館と同じ敷地にあるため、利用に合わせて立ち寄るのがおすすめです。
洗練された気持ちのいい空間で、抹茶と和菓子を楽しむことができるので、皆さんもぜひ訪れてみてください。