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令和6年12月に山梨県北杜市にある「茶室 徹」に行ってきました。
建築家の藤森照信さんによる設計で一本のヒノキの上にある茶室建築です。
建築の特徴と実際に訪れた際の記録を8枚の写真と併せて紹介していきます。
掲載している写真はクリック(スマホはダブルタップ)すると拡大できます。コメント付きなので、記事の内容と併せてご覧ください。
※この記事の内容は2024年12月時点のものとなります
樹齢70年のヒノキの上に乗る茶室
所在地 : 山梨県北杜市長坂町中丸2072(清春芸術村内)
主要用途 : 茶室
設計 : 藤森照信
開館時間 : 10:00~17:00
休館日 : 月曜日
※詳細は公式サイトをご覧ください
清春芸術村のなかにある建築史家の藤森照信さんによる茶室建築。
樹齢70年、直径50cmのヒノキを支えに、最高高さ7.5mの高さを持ちます。
元が小学校の敷地であったため、周囲には桜の木が植えられており、桜を見ながらお茶を嗜むことが想定されています。
桜の季節に来ると、写真とはまた別の美しい景色を見れます。
手もみの銅板屋根と黄色い土塗の外壁
特徴的な外観を構成するのは、「手もみの銅板による屋根材」と「黄色いモルタル材に土塗の壁」。
施工は藤森さんが主催する「縄文建築団」という、素人建築趣味集団によって手がけられています。
小さく設けられた金箔張りの躙り口
茶室へは床面に設けられた小さな躙り口から入ることができます。
躙り口は金箔が張られた箱のような見た目をしていて、ここにはしごを掛けて入ります。
内部の一般公開はされていないため、中に入ることができないのが残念。
アクセスマップ
東京から約2時間で行ける清春芸術村。
日本を代表する建築家の藤森照信氏による茶室を見ることができます。
自然を感じることができる立地でもあるため、息抜きにもおすすめ。
複数の建築を一度に見ることができる施設のため、気になる方はぜひ訪れてみてください。