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令和6年1月26日に東京都東村山市にある和國商店に行ってきました。
建築家の隈研吾さんがデザイン監修をされた、緑青銅板と真鍮が特徴的なカフェ。
建築の特徴を19枚の写真と併せて紹介していきます。
築52年の空き店舗をリノベーションしたカフェ
オープン :2024年1月19日(金)
営業時間 :9:00~17:00 ※ラストオーダー:16:30
デザイン監修 :隈研吾
設計・施工 :岡庭建設
発注者 :ウチノ板金
築52年の空き店舗が改装されてできたカフェ。
昔からある商店街の角地に立ち、独特の外観を持ちますが、周囲の景観に馴染む建築となっています。
ポコポコとした緑青銅板が覆う外壁
立体的な緑青銅板は広島県にある神社の屋根材の再利用したもので、ポコポコとした形状が特徴的でした。
また、外にあるベンチの脚も同じ緑青銅板の板金で作られていました。
特徴的な五角形の外装材
外装材をよく見ると、板金が二重に張られた構造をしていました。
特に外側に張られた板金は、かわいらしいフォルムをした五角形の組み合わせで、ユニークな表情をしています。
真鍮製の作品が彩る内部空間
カフェに入るとまず真鍮の柴犬が出迎えてくれます。
その他にも真鍮製の照明や椅子などが随所に見られ、黒い漆喰の壁とのコントラストが美しい空間となっています。
中はこじんまりとしたカフェで、テーブル席が6席ほど。
オーク材と真鍮による椅子
落ち着いた雰囲気のある椅子とテーブルは岡山のKITAWORKSさんのもの。
他の真鍮製の什器や店内の雰囲気ととてもよくマッチしていました。
真鍮製のこだわりの什器たち
カウンター廻りの什器は特にこだわっているようで、3種類の幅を組み合わせていたり、木下地に巻くようにして製作されているそうです。
ディテールに真鍮が宿る
細かい部分にも真鍮が用いられていて、巾木や段差部分、トイレのサインにも使われていました。
サインは異なる五角形によって、男女を表していました。外装材とのデザインリレーが行われています。
空間も食事も美味しいカフェ
「自家製あんバタートースト」と「カフェラテ」をいただきましたが、どちらもおいしかったです。
真鍮に囲まれ落ち着いた空間でいただく食事は格別。みなさんも是非。
アクセスマップ
最寄りのバス停から徒歩で10分ほど。
和國商店さんのホームページも以下に掲載しておきます。
興味のある方はせひ覗いてみてください。