【都会の喧騒に佇む静寂をもつ茶寮】TORAYA GINZA / 内藤 廣

令和6年11月に東京の銀座にあるTORAYA GINZAに行ってきました。

建築家の内藤廣さんによる設計で７ｍの吹き抜けをもつテラスが特徴的な茶寮。

建築の特徴と実際に訪れた際の記録を9枚の写真と併せて紹介していきます。

掲載している写真はクリック（スマホはダブルタップ）すると拡大できます。コメント付きなので、記事の内容と併せてご覧ください。

およそ７ｍの天井高さを持つテラスが特徴的で、開放的な空間で虎屋さんの甘味を味わうことができます。

印象的だったのは外壁に用いられている「発泡瓦タイル」で、凹凸と陰影のある表情が空間を際立たせていました。

また、通りに面して設けられた水盤が、外から差し込む光を反射して、様々な表情を演出しています。

店内は黒を基調とした内装で、静かな空間を創り出すために、吸音性能が高いカーペットや布張りのソファで構成されています。

ショーケース周りも同様に黒を基調としていて、彩り豊かな和菓子とのコントラストを創り出しています。

心なしか和菓子がより美味しそうに見えました。

TORAYA GINZAはTORAYA Ginza Buildingの４階にあり

エレベーターホールを降りると、ベンガラで仕上げられた朱色と斑模様の壁が目に入ります。

そんな特別感のあるエントランスが、利用者を出迎えてくれます。

銀座の中央通りに面しているTORAYA Ginza Buildingの4階にあります。

入り口は裏のすずらん通りからエレベーターを使用してアクセス。

落ち着いた空間で、美味しい和菓子をいただけるので、気になる方はぜひ訪れてみてください。