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令和6年11月に岐阜県の多治見市にある多治見市モザイクタイルミュージアムに行ってきました。
建築家の藤森照信さんによる設計で黄色い土壁ときらきらと輝くタイルによる外観が特徴の建築です。
建築の特徴と実際に訪れた際の記録を15枚の写真と併せて紹介していきます。
掲載している写真はクリック(スマホはダブルタップ)すると拡大できます。コメント付きなので、記事の内容と併せてご覧ください。
※この記事の内容は2024年11月時点のものとなります
黄色い土ときらきらと輝くタイルによる絵本からでてきたような建築
所在地 : 岐阜県多治見市笠原町2085-2
主要用途 : 美術館
設計 : 藤森照信+エイ・ケイ+エース設計共同体
開館時間 : 9:00 ~ 17:00
休館日 : 月曜日
※詳細は公式サイトをご覧ください
モザイクタイル発祥の多治見市にあるモザイクタイルミュージアム。
藤森照信さんによる、黄色い土でできた山のような絵にかいた見た目の建築です。
土壁の頂部には小さな松が植えられていて、実際にある採土場のような外観。
芝と笹によるランドスケープは、すり鉢状になっていて、1フロア分沈んだ位置に入り口があります。
展示室への経路にある洞窟のような階段
山のような形状をそのままに、1階から4階までを繋ぐ洞窟のような階段から、展示室へアクセスする建物構成となっています。
手すりや階数表示にもモザイクタイルが使用されていました。
最上階には白いタイルをふんだんに使った大空間が
4階には半屋外の大きな展示室があり、白いモザイクタイルがあしらわれた空間に、たくさんのモザイクタイルアートが配置されています。
屋根に設けられた開口部には、藤森照信さんによるデザインの「モザイクタイルのすだれ」が。
きらきらと輝く蜘蛛の巣のような作品を通して、太陽の光が差し込みます。
アクセスマップ
多治見駅からバスで約17分の立地にある美術館。
多治見市の特産品である、さまざまなモザイクタイルの作品や歴史を見ることができる施設です。
建築家の藤森照信さんによる、懐かしさや愛着間を感じる建築物。
暗い洞窟のような階段から、明るいきらきらとした展示室に入るという、魅力的な空間体験ができるので、皆さんもぜひ訪れてみてください。