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令和6年11月に愛知県の犬山市にある帝国ホテル中央玄関に行ってきました。
建築家のフランク・ロイド・ライトによる設計で装飾のようなディテールを持つホテル建築です。
建築の特徴と実際に訪れた際の記録を18枚の写真と併せて紹介していきます。
掲載している写真はクリック(スマホはダブルタップ)すると拡大できます。コメント付きなので、記事の内容と併せてご覧ください。
※この記事の内容は2024年11月時点のものとなります
装飾のように彫り込まれたデザインが重厚なファサードを創る
所在地 : 愛知県犬山市字内山1番地 博物館明治村 内
主要用途 : ホテル
設計 : フランク・ロイド・ライト
開館時間 : 時期により異なる
休館日 : 時期により異なる
※詳細は公式サイトをご覧ください
愛知県の犬山市にある博物館明治村に移築された帝国ホテル中央玄関。
明治村は明治の建築を保存展示する野外の博物館として昭和40年に開村し、60を超える建造物があります。
世界的にも有名な建築家であるフランク・ロイド・ライト氏による設計で、登録有形文化財にも登録されています。
細部にまでデザインされた装飾が特徴的なファサードデザイン。
天井高の低いエントランスから入る開放感のあるメインロビー
建物へは天井高の低いエントランスから入り、メインロビーが来訪者を迎え入れます。
メインロビーは、3層の吹き抜けをもつ開放感のある空間で、すべての空間を繋ぐ大空間。
外部から差し込む光が、彫り込まれた彫刻を照らすことによって、陰影のある表情を作ります。
高低差の付けれられた床や天井による様々な空間
各階は吹き抜けに面する階段が繋ぎ、高さの異なるさまざまな空間を創り出しています。
外部に面した天井高の低い空間や中二階の空間など、同じフロアでもさまざまな場所が。
吹き抜けを中心に館内を回ると、視覚的な変化があり楽しい空間でした。
ライトの家具で一息つける喫茶室も
2階の正面側にある、帝国ホテル喫茶室。
明治村のオリジナルブレンドや帝国ホテルクッキーがいただけます。
フランク・ロイド・ライトによる家具と一緒に寛ぐことができる空間。
空間と調和する家具もライト建築の特徴のひとつ。
細部まで彫り込まれたデザインが建物を装飾する
建築物の内外にあるのは、彫り込まれた大谷石や透かしのあるデザインのテラコッタなど、細部までこだわられたディテールを持つデザイン。
格式高いホテルの重厚感を創り出す、美しい装飾が空間を満たしています。
アクセスマップ
犬山駅からバスで20分程度の位置にある博物館明治村。
建築界の巨匠であるフランク・ロイド・ライト氏の建築が見られる貴重な施設です。
帝国ホテルだけでなく、明治期に建てられた様々な建物が見られるので、皆さんもぜひ一度訪れてみてください。