
令和6年9月に兵庫県の淡路島にある「淡路夢舞台」に行ってきました。
建築家の安藤忠雄さんによる設計で、自然と一体的な広大なランドスケープが特徴的な複合施設です。
建築の特徴と実際に訪れた際の記録を16枚の写真と併せて紹介していきます。
※この記事の内容は2024年9月時点のものとなります。
自然と一体的な広大なランドスケープが特徴的な複合施設

淡路夢舞台は建築家の安藤忠雄さんがグランドデザインをした広大な敷地に広がる複合施設です。
敷地内には、ホテルや温室、店舗、野外劇場、展望テラス、国際会議場といった用途の建築が点在しています。
所在地 : 兵庫県淡路市夢舞台2番地
主要用途 : 複合施設
設計 : 安藤忠雄建築研究所
開館時間 : 7:00 〜 22:00
休館日 : 無休
※詳細は公式サイトをご覧ください
ダイナミックな空間が広がる楕円フォーラム

楕円フォーラムを見た様子。
直径約50m、高さ約17mもの大空間で、階段や周囲を巡る回廊を客席とした劇場としても利用することが可能な空間。

楕円フォーラムを上部から見た様子。
楕円状に巡る回廊には「大きな開口部」や「挿入された廊下」があり、回遊するごとに異なる景色を見ることができます。

楕円フォーラムの壁面にある「日時計」
淡路夢舞台の中で唯一「時」を示すシンボル。

楕円フォーラムの内部を見た様子。
外部へ貫通する日時計の一部も見ることができます。

直径50mもの大空間が広がる楕円フォーラム。
回遊しながら移り変わる景色を眺めているだけで楽しい空間でした。
内部から貫通する「日時計」も見所のひとつ。
震災のモニュメントとして計画された段状の花壇

百段苑を下から見た様子。
元々はホテルの計画地だったが、震災後の調査で断層の上部にあたることが判明し、震災の犠牲者への献花壇となった。

百段苑に隣接する「エレベーター棟」と「ブリッジ」を見た様子。
ブリッジの上からは、百段苑を一望することができます。

ブリッジから大阪湾を見た様子。
海や木々に囲まれた敷地で、自然豊かな環境にある複合施設。

百段苑を見た様子。
4.5m角の百区画の花壇で構成されています。「祈りの庭」とも呼ばれ、阪神大震災の被災者へ向けたモニュメント。

淡路夢舞台の中でも注目の「百段苑」。ブリッジから望む景色は一見の価値あり。
震災のモニュメントでもあり、敷地内のどこからでも見ることができます。
淡路夢舞台を構成する様々な施設

「空庭」を見た様子。
空庭からは海と空が一望でき、額縁で切り取ったような景色を見ることができます。
コンクリートの箱でできた立方体の庭。

「山回廊」を見た様子。
山側に位置する回廊空間で、列柱による回廊がパティオのような格式高い空間を演出しています。

「海回廊」を見た様子。
山回廊とは対照的な開放的な空間で、水や光、風などを感じながら回遊することができる開放的な庭園。

「円形フォーラム」を見た様子。
水盤や円弧状のスロープが特徴的な空間で、直径約32m、高さ約11mもの大空間。イベントスペースにもなる。
地下駐車場に繋がるエレベーターに隣接していて、淡路夢舞台の玄関口にもなっています。

「温室」を見た様子。
温室は天井と壁がガラス張りでできた植物園「あわじグリーン館」
建物は2つのガラスの箱が交差したような形状をしていて、海回廊と大阪湾の軸線上に配置されています。

「海の教会」を見た様子。
天井の十字のスリットから差し込む光が特徴的な空間。
水面下に埋め込まれた9m四方の立方体で、水面下に沈み込むように階段を降りてアクセスすることができます。

海の教会にある安藤忠雄さんデザインの椅子「A-CHAIR 510」

21万m2の広大な敷地にある様々な施設たち。
いずれも安藤忠雄さん特有のコンクリート打ち放しの建物で、四角や円などの幾何学で構成されています。
広すぎる敷地内ですが、巡るのがとても楽しい建築でした。
アクセスマップ

以上で、建築家の安藤忠雄さん設計による「淡路夢舞台」を紹介しました。
広大な敷地に広がる安藤忠雄さん特有のコンクリート打ち放しの施設が、巡っていて楽しい建築でした。
震災のモニュメントにもなっている「百段苑」はダイナミックで迫力があり、一見の価値があります。
とても魅力的な施設だったので、皆さんもぜひ訪れてみてください。