
令和7年4月に東京都渋谷区の千駄ヶ谷にある「千駄ヶ谷コミュニティセンター」に行ってきました。
建築家の隈研吾さんによる設計で、内外の円形デザインが作り出す柔らかい空間が特徴的な複合施設です。
建築の特徴と実際に訪れた際の記録を12枚の写真と併せて紹介していきます。
※この記事の内容は2025年4月時点のものとなります。
内外の円形デザインが作り出す柔らかい空間が特徴的な複合施設

東京都渋谷区の千駄ヶ谷にある「渋谷区コミュニティセンター」
素材の異なる円形のパネルが作り出す印象的な内部空間を持つ施設。
1階にはカフェ、2階〜3階にはサークルルーム、4階には原宿こども園、地下1階にはサークルホールが入る複合施設です。
所在地 : 東京都渋谷区神宮前1-1-10
主要用途 : ホール、カフェ、こども園
設計 : 隈研吾建築都市設計事務所
竣工 : 2024年1月
営業時間 : 9:00 〜 22:00
休業日 : 第2日曜日
※詳細は公式サイトをご覧ください
積み重なる円形のスラブが特徴的なファサードデザイン

正面から建物を見た様子。
円形の床が積み重なった外観をしていて、人々を引き込むような空間が作り出されていました。

外壁には丸みを持った木製のルーバーが設けられていて、外観のアクセントになっていました。

千駄ヶ谷駅と原宿駅のちょうど中間位の位置にあるコミュニティセンター。
円形のデザインが、人々を引き込むような空間を作り出していました。
円形のデザインが内部空間にも連続

2階の通路から吹き抜けを見た様子。
素材や大きさの異なる円形のパネルが多数設置され、円形デザインが空間に連続性を持たせていました。

1階と2階を繋ぐ吹き抜け内の階段。
吹き抜けに面して、大きな開口が設けられていて明るく開放的な吹き抜け空間を作り出していました。


円を基調にしたデザインが外部だけでなく、内部にも連続している建築。
様々な種類の円形パネルがあって、見ているだけで楽しい内部空間でした。
案内サインも立体感があって、とても可愛らしかったです。
1階には誰でも利用できるカフェが入る

エントランス付近から内部空間を見た様子。
1階にはカフェ「Cafe1008」が入っていて、誰でも利用できる空間になっていました。

カフェ奥のスペースを見た様子。
開口に面したソファ席もあり、ゆったりと寛げる空間もありました。


1階には誰でも利用できるカフェ「Cafe1008」が入っていました。
公共施設では珍しい焼き立てのパンが頂けるベーカリーカフェ。
私はクロワッサンとアイスコーヒーをいただきましたが、とても美味しかったです。
その他のフロアには

2階のホールを見た様子。
2階には各種活動で利用できるサークルルームが入っていました。

3階の吹き抜け空間を見た様子。
1階からの吹き抜けが雁行して連続していて、屋上まで繋がる空間となっていました。


カフェ以外にもサークルルームやホールが入っていて、近隣の人々が様々な活動で利用できる施設となっていました。
円形のデザインが各階にも用いられていて、丸の柔らかさを感じることのできる施設。
アクセスマップ

以上で、建築家の隈研吾さん設計による「渋谷区コミュニティセンター」を紹介しました。
渋谷区コミュニティセンターは、千駄ヶ谷駅と原宿駅の中間位の位置にある施設で、内外に連続する円形デザインが特徴的な複合施設です。
1階にはベーカリーカフェも入っていて、焼き立ての美味しいパンもいただくことができます。
とてもおすすめの施設なので、皆さんもぜひ訪れてみてください。