
令和7年3月に東京都新宿区の神楽坂にある「赤城神社」に行ってきました。
建築家の隈研吾さんによる設計で、ガラスで囲われた開放的で現代的な神社建築です。
建築の特徴と実際に訪れた際の記録を12枚の写真と併せて紹介していきます。
※この記事の内容は2025年3月時点のものとなります。
ガラスで囲われた開放的で現代的な神社建築

東京都新宿区の神楽坂にある「赤城神社」
従来の伝統的な神社建築ではなく、様式にとらわれないガラスに囲われた現代的な神社建築です。
敷地内には拝殿だけでなく、神楽殿やマンション棟などもあります。
所在地 : 東京都新宿区赤城元町1-10
主要用途 : 神社
設計 : 隈研吾建築都市設計事務所
※詳細は公式サイトをご覧ください
大和張りによる連続したデザイン

神楽坂を登った先の奥まった場所にある赤城神社。
敷地に入ってからも、さらに階段を上った位置にあります。
この上がった地盤は人工で作られたもので、下部にはマンション棟のエントランスやホールなどが入っています。
階段を上がることで心身が昇華され、祈念するという行為に気持ちよく望むことができます。

左手にあるのが神楽殿、右手にあるのが拝殿。
どちらも柱と屋根で構成されたシンプルな作りをしていますが、屋根は木材を交互に並べた「大和張り」を現代風に金属屋根で表現されています。

右手にあるのがマンション棟。
マンション棟も隈研吾さんによる設計で、壁面のアルミスクリーンは拝殿の屋根と同じ大和張りで構成されています。

アルミのアングル手すりと大和張りのアルミスクリーン。
それぞれ豊かな表情を持ち、光が当たるとキラキラと反射して美しい様子が見られます。

神楽殿、拝殿、マンション棟ともに隈研吾さんの設計によるもの。
それぞれに大和張りという仕様が使われていて、デザインがリレー(連続)しています。
敷地内の階段をさらに上った先にあり、空に開かれた神社が気持ちのいい空間を作り出していました。
従来の神社建築の様式にはないガラスの壁

大和張りに加えて特徴的なのが、ガラスによる壁面。
従来の伝統的な様式にとらわれない透明な神社建築になっています。

拝殿の軒下空間をみた様子。
軒下の祈念の空間は木の温もりを感じる場所になっています。

壁面のガラスの上にある垂れ壁は「角出し連子格子」によるもの。
繊細な木が一定の間隔で並んでいる様子が、洗練された表情を持ちます。

拝殿を西側から見た様子。
西側の壁面は檜材による「角出し連子格子」で構成されていました。
角出し連子格子は、角材の角を正面に並べたもので、凹凸のある表情を作り出していました。

拝殿の前にある狛犬。
狛犬も隈研吾さんによるデザインだそう。この他にも提灯や手水舎も隈研吾さんがデザインしているようです。

階段を上がると、まずは可愛らしい狛犬が迎えてくれます。
この狛犬などの細かい部分も隈研吾さんのデザインということで、敷地全体に統一感がありました。
拝殿は一般的な神社建築と異なっていて、ガラスの壁が現代的な神社建築を作り出していました。
マンション棟に併設されたカフェ

あかぎカフェの内部を見た様子。
神社に訪れる人を横目に休憩することができます。

私は、特製 お神酒ジェラートをいただきました。
とても美味しいジェラートでした。

マンション棟の下に入る「あかぎカフェ」
カフェ利用のほか、食事の利用もできるので、参拝した後に一息つくことができます。
アクセスマップ

以上で、建築家の隈研吾さん設計による「赤城神社」を紹介しました。
赤城神社は神楽坂の奥に位置する、静かで落ち着いた雰囲気の神社。
「金属屋根による大和張り」や「ガラスの壁」が従来の様式にとらわれない現代的な神社建築を作り出しています。
カフェも併設されていて、一息つくこともできるので、皆さんもぜひ訪れてみてください。