
この記事では、日本を代表する建築家の隈研吾さんの建築をまとめています。
隈研吾さんと言えば、「木のルーバー」や「木組み」の建築が有名ですが、石を使った建築やその地域ならではの建築も多数存在しています。
日本各地に多くの建築がありますが、ここでは私が実際に巡った建築を紹介していきます。(随時更新中)
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隈研吾について

隈研吾さんは、日本を代表する建築家の一人。
自然素材を活用した建築が有名で、「那珂川町馬頭広重美術館」では木のルーバーによる外装が特徴の建築、「角川武蔵野ミュージアム」では石のパネルによる、大地から隆起したような建築があります。
隈研吾さんといえば「負ける建築」という言葉が有名ですが、これは建物が自己主張するのではなく、周囲に溶け込み、環境に負けることを目指すという意味です。
周辺の風景と調和するための手法で、その土地ならではの美しい建築を作り出しています。
生年月日 : 1954年8月8日
所属 : 隈研吾建築都市設計事務所
出身地 : 神奈川県横浜市
出身校 : 東京大学大学院
代表作 : 国立競技場、角川武蔵野ミュージアム、高輪ゲートウェイ駅 等
東京都で見れる隈研吾の建築
根津美術館


東京都港区の南青山にある「根津美術館」
重なり合う大屋根が特徴的な美術館で、竹に囲まれた印象的なアプローチ空間を持ちます。
美術館の奥には17,000㎡にも及ぶ庭園があり、都心にありながら自然に触れることもできる美術館。
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サニーヒルズ南青山


東京都港区の南青山にある「サニーヒルズ南青山」
「地獄組み」という木組みによって作られた外装が特徴的なファサードを持つ建築。
台湾のパイナップルケーキ専門店が入っていて、購入すると店内でお茶とお菓子をいただくことができます。
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早稲田大学国際文学館 / 村上春樹ライブラリー


東京都新宿区の早稲田にある「早稲田大学国際文学館 / 村上春樹ライブラリー」
木のトンネルが内外を貫通していて、特徴的な外部空間と内部空間を創出している建築。
小説家の村上春樹さんによって寄贈された小説などが収蔵されていて、誰でも手に取って読むことができる大学内にある施設。
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オカカフェ


東京都昭島市にある「オカカフェ」
「流線形の大屋根」と「軒下の木組み」が特徴的な公園内にある建築。
国立昭和記念公園内にあるカフェで、自然豊かな公園の広場を眺めながら一息つくことができます。
特徴的な外観が公園内のランドマークにもなっています。
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la kagu


東京都新宿区の神楽坂にある「la kagu」
大地のように隆起する木のデッキが特徴的で、神楽坂駅前の街と一体的になった空間を作っています。
1階、2階ともにAKOMEYA TOKYOが入っていて、1階の食堂では食事をすることもできます。
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赤城神社


東京都新宿区の神楽坂にある「赤城神社」
ガラスに囲まれた拝殿が特徴的な現代的な神社建築。
拝殿の右手には、マンション棟もあり「大和張り」のデザインが連続した一体感のある空間を作り出しています。
マンションの下にはカフェも併設されています。
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アクセスマップ

以上で、私が巡った隈研吾さんの建築を紹介しました。
隈研吾さんの建築は素材を活かした魅力的な建築ばかりで、建築の面白さを空間として体験することができます。
気になる建築があった方はぜひ一度訪れてみてください。