茨城県・日立の海沿いに立つ「日立駅」
建築界のノーベル賞である、プリツカー賞を受賞している妹島和世さんがデザイン監修した駅舎建築です。
太平洋を望むことができる、絶景駅として有名なこの建築の魅力を今回ご紹介していきます。

この建築の一番の特徴は、太平洋への眺望を活かしたこの展望スペース。
周囲がガラスのカーテンウォールになっているため、周辺一体を一望できる空間になっています。

この建築は崖上に立ち、視界を遮るものがないため、綺麗な海景が見られるのが特徴です。
また、SANAAがデザインした「Flower」が置かれているため、腰掛けてそれぞれの時間を過ごすことができます。
差し込む光と海景が、美しい景色を作り出しているのがとても印象的でした。
ただ海を眺めるのとは異なる感動が、そこにはありました。

改札前のこのコンコースには、柔らかな光が差し込み、駅を訪れた人を明るく迎えています。
展望スペースもそうですが、天井や床に反射性の高い素材が使用されているため
光が拡散されて、明るく開放感のある空間になっています。
訪れる人が新鮮な気持ちになれるようなコンコースで、この駅を利用できる人が羨ましいなと、素直に思った空間。
天井や床はもちろん、ベンチも反射性の高いものになっているのが印象的でした。

展望スペースに隣接して、カフェも設けられています。
海を眺めながら過ごせる場所で、カラフルな椅子と南国風の植栽が印象的なカフェ。
電車の待ち時間に利用させていただいたシーバーズカフェ。
景色はもちろん、置かれているカラフルな椅子や植栽が、展望スペースとはまた違った印象の空間を作り出していました。

早朝に訪れると太平洋から顔を出す太陽を見ることができます。
季節によって太陽の出方が変わるため、時期によって異なる風景を見ることができます。
朝が苦手な私ですが、早起きしてなんとか見ることができた日の出。
日の出の瞬間をじっと見ているだけで、日々のストレスや悩みを解消してくれたような気がします。
早朝の瞑想のような体験をすることができました。

日立の海と街を繋ぐ、絶景を望むことができる駅舎建築。
特に展望スペースから望む景色は抜群で、早朝には日の出も見ることができます。
駅を訪れる人を明るく迎え入れてくれる、そんな建築になっています。
駅舎建築とは思えない眺望と美しさをもつ建築でした。
妹島和世さんは日立市出身なので、この駅のデザインにも力が入り、とても美しい建築が生まれたのかな思いました。
私が訪れた際の建築VlogをYouTubeで公開予定です。よければご覧ください。
