【さくら広場】505本のソメイヨシノ。安藤忠雄氏が設計した、桜を体感するための広場。

千葉・幕張にある、パナソニックの社用地に約30,000㎡の広さをもつ「さくら広場」があります。

遊休地を「環境や地域のために活用する」という理念で、2006年4月に誕生した桜を見るための広場。

幾何学形状がつくるモダンなランドスケープデザインが、日本人の感性を刺激する、そんな場所になっています。


安藤忠雄さんが設計した、桜を見るための広場

505本のソメイヨシノがグリッド状に配置されていて、どこにいても美しい桜の風景を見ることができます。

また、広場を貫くように配置された水路が、人々を奥に導く設計。


広場の地面は凸凹と隆起していて、枝垂れる桜が「自然と視界に入ってくる」よう計画されています。

けんちくみならい
けんちくみならい

毎年訪れていて、大好きな場所。

桜の季節は多くの人で賑わっていますが、人の気配を桜が緩和してくれるため、とても心地のいい広場になっています。


楕円の形状が作る、さまざまな居場所

広場の奥には、円形の水盤が設けられていて、来訪した人々が囲うように滞在することができます。

水盤には、「桜の花びら」や「反射した桜の木」が映り、とても美しい景色を作り出します。


さらに奥に進むと、スロープ状になった円形の丘と、大きな池が配置されていて

一周ぐるりと巡ることができるようになっています。

けんちくみならい
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楕円の形状が、さまざまな居場所を作っていて、桜が作り出す美しい風景を体感することができます。

巡っているだけで、桜の魅力を感じることのできる広場になっていました。


広場に佇む小さな建築たち

広場の中には、大きな建築物はありませんが、小さな休憩所があります。

楕円形状の屋根と、放射状のが印象的な建築になっています。


また、コンクリート打ち放しの建築として唯一あるのが、円形のトイレ。

安藤忠雄さん特有のコンクリートによる建築も見ることができます。

けんちくみならい
けんちくみならい

この広場では、安藤さんの建築も見ることができるのが特徴。

桜だけではなく、建築も見どころの一つになっています。


丘上から望むと、まるで桜の絨毯

丘の上から望むと、あたり一面がピンク色の雲のような景色が広がります。

桜の作り出す、さまざまな風景を楽しむことができる広場。


また、鉄道(京葉線)沿いにあるため、電車に乗る人たちにも季節を感じさせてくれる場所になっています。

けんちくみならい
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桜が作るピンク色のじゅうたんのような景色は、他では見られない絶景。

電車からも望むことができて、ここに訪れていない人々の憩いの場にもなっています。


まとめ

千葉の幕張にある、505本のソメイヨシノがつくる「さくら広場」

世界的建築家の安藤忠雄さんが設計した、幾何学を用いたモダンなランドスケープデザインになっています。

毎年春になると多くの人が訪れるこの場所は、まさに「桜を体感」することができる建築です。

けんちくみならい
けんちくみならい

毎年訪れていますが、何回行っても飽きず、新しい1年の始まりを感じさせてくれる貴重な場所。

安藤さんがデザインした、幾何学のランドスケープが、桜を体感できる場所に昇華しています。

2023年3月に新駅「幕張豊砂駅」ができ、非常に訪れやすくなったので、この機会にぜひ。


実際に訪れた際の動画はこちら


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